RD-XD71をさくっと修理して使ってみる。
試験は無事一段落つきましたが、熱力学の再試験にかかってしまいましたとさ。
とほほ。8/2が試験なのですが今日は久々におもちゃが来たのでその話をば。
今回購入したのはRD-XD71というやつで、2005年製のHDレコーダー
フルハイ初期のレコですな。
今回やったこと
電解コンデンサ交換
HDD交換
SATAケーブル予備交換
今後やるかも
DVDドライブ交換
前置き
私が以前使っていたレコはRD-XS32という最初期のRDなので、それよか若干進化した感じ…。
XS32は、下宿に越してくる際に実家からパクってきたものなのですが
手元に来た時点でDVDとHDDが潰れていてとりあえず使用するには基盤以外のパーツは全交換といった感じでしたねえ。治ったんですけど。絶滅寸前のIDEのHDDを片っ端から認識するまで接続してた思い出が。Maxtorの300GBをつけても実用量は80GBしか使えない残念レコーダーでしたがそこそこ使ってました。
え?XS32は地アナ専用機だって?
まあそうなんですけど、うちにはデジアナ変換が来ていたため受信できていたのですよ。画質はとてつもなく残念画質できっちりコピワンかかってましたけど…。DVDドライブも換装して元気だったのですが、結局焼いたことはなかったような。
その後XS32はMini-ITXマザーボードのケースへ転用するため魔改造されることに…現在進行中で。
めんどくさくなってほってますが。そろそろ手を付けたいんだけど前面パネルを大きく損傷したので…捨てようかなあと思っているところ。
前置き終わり。
前置きが長くなったのですが、今回のXD71詳細
・入手価格は送料込み2080円で症状は電源入らない。
→この機種特有の表面実装電解コンの容量抜けと判断。
到着後ろくにTVに繋がず、とりあえずVFD管がWAIT表示のままフリーズすることを確認してサクッと分解。
詳細はここ
http://gonsuke.blogzine.jp/blog1/2011/08/hdd71_e4f0.html
「HDDレコーダ修理記録(愛しのRD-XD71)」(権助の独り言)
を参考に。上記のブログ様では片方の電解コンだけ変えてますが一応両方交換。
タンタルは手持ちが無かったので普通の電解コンで。(電解コンでも問題なく直りました)
結果…起動するようになりました。
が
よく見るとHDDのネジが全部ないわけで。
おそらく元オーナーが情報抹消のためにやったんでしょうが
それならHDD本体ごと外したほうが早いと思うんだな!!中途半端なんだな!!
一応立ち上がるけど遅から早かれHDDは逝くなあ…
ガムテでも貼っておくか…
と作業していたらHDDが逝きました。
仕方なくストックの250GB HGSTのジャンクをあてがい、レコーダーの体を成すようにしました。
ついでにSATAケーブルもストックと交換。
DVDドライブは再生のみ検証できていて、その他は後回し。
この世代のドライブは確実に壊れるので、コレもストックと交換したいところ…。
なにせXD71はダビング10には非対応な世代。一発勝負なので。
まとめ。
XD71はXS32とは起動時のパターンが違う。
電源コード接続>赤ランプ&WAIT>赤ランプ&時刻表示
コレが正常ブートで、その後電源ONで起動。
WAITで延々かかるようならフリーズを疑う。
なお、電源長押で強制シャットダウンができる。
WAITで延々待たされる(2分以上)の場合、一旦強制シャットダウンすると良い。
HDD換装時挙動
新HDDは、一応0fillしておく。
今回はバッファローディスクフォーマッタを使用。
最初のセクタだけでいい(ハズ)なので、数分実行してタスクをkillする。
そのまま何もせずHDD取り外し。
本体にHDDを置き換え起動。
WAITでフリーズするので本体電源ボタン長押しで強制シャットダウン
その後電源ボタンを再度押下。起動。
HDDが読めないといわれるためクイックメニューから初期化実行。
以上で換装作業は完了。