マイネオ(Mineo)のサービスエリアに関して検討してみる

マイネオというMVNOサービスが有る。古くはAu系のMVNO事業者で、現在はdocomo系の回線も売っている。

マイネオ(Au)の欠点は、ズバリLTEしか入らないこと。公式に、iPhone5(Au)がサポート外になっていることから、LTEの中でも、800MHz帯の受信に限られるようである。

(iPhone5は確か2100MHz帯だった気がする…)

 

そこで、Auの3Gサービスエリア LTE 800MHz帯サービスエリア そしてFOMAプラスエリアのサービスエリアを調べてみる。

 

前提:

1.比較するのは、FOMA +エリア Au LTE800MHz Au 3Gエリア

2.比較領域は主に中四国

3.筆者は岡山南部出身で松山在住なので、岡山中心部〜南部と松山市の入りを重視

 

Auの3G

LTE(800MHz)

FOMA +エリア

 

Auのエリアは同一縮尺で取得できたので、ここで、3Gサービスエリアの色を黒に着色変更し、LTE(800MHz)と重ねて表示してみる。

(ざっと指定しただけなので、若干の誤差はあり)

3G+LTE(800MHz)

黒っぽい赤色の部分→3G+LTEのサービスエリア

黒い部分→3Gのみのエリア

左端30ドット位の部分が真っ黒なのは、スクリーンショット取得時、LTEの部分を取得していなかったからです。無視して下さい。ちなみに、左端30ドットくらいの黒い部分が、3Gだけのエリアの色表示ですので参考にはなるかと

 

考察:

1.“Auが提供しているエリアの合計から考えれば”、LTEのみのエリアは非常に狭い。

2.八幡浜市ですら入る(Willcom…今で言うワイモバイル・WiMax(2がなかった頃)は入らない)

3.宇和島市ですら入る(世界の裏側くらい遠いと思っている。祖父の自宅が有る)

4.基本的に、松山・今治・西条あたりの主要都市はまず入る

5.山は厳しい

6.香川県はほぼ全域で入ると言っていいと思う

7.徳島県の太平洋側で取りこぼしが多い

8.docomoプラスエリアが広すぎるので、山に行く人はそもそもdocomo一択では無いか。

9.mineo(Au)だと、セルスタ問題がない機種もある(らしい)ので、選択価値はあるかもしれない

10.サービス提供エリア内のどまんなかでも、3Gしか入らなかったという情報をちらほら聞く(現地に実家がある人がそういう話をする)

11.しかし、そういう人に限って持っている端末が非800MHz帯だったりするので実際のところ出たとこ勝負。

12.岡山県南部の実家は、800MHz帯が厳しい部屋が有った。今は不明

 

結論

1.速度面に関して、Au回線は有利な場合が多い(中四国)ので、予備回線として持っておく意味はあるかも。

2.800MHz帯の進化は目覚ましかった。

3.田舎に行く人はFOMAプラスエリア対応端末でドゾー

4.インターンシップなどに行くときは、場所によってはまだまだ不安なところも多いのでdocomo予備回線が必要になると思われる