iPadmini 3Gのバックライトヒューズを直した話
先日、だいぶ前に、友人のiPadminiの、デジタイザが割れた。
これの修理は意外と簡単らしい。でも不安だから試しに修理してみたい…
お…値ごろなiPadminiが有るぞ…入札。
そうして、我が家にはiPad初代 WiFiモデルと3Gモデルが来ることになった。
両方買ってしまったのはアレである、要するに同時に入札したら両方落ちてきたのである。
最初に手を付けたのは3Gだった。これが、なかなか液晶が外れない。
大きく湾曲して不安になってくる。割れるか怖い。電源入れて確認しながらやろう。
よっこいせっと…
…ブチュ
あ、なんか音がした。
こうして、液晶のバックライトが映らなくなったのである。
陰極管時代はよくあった、インバータ周りの回路トラブルだろうことはすぐに分かる。問題はリペアパーツの入手方法だ。おそらく昇圧コイルが飛んだのだろうと辺りをつけ、ググる。iPadminiのバックライトトラブルの時はこの順番に見てみろ。的画像を発見。順番にチェック。
…多くのパーツは生きていて、昇圧コイルはカバーに阻まれてチェックできない。なんかコイル飛んでなさそうだな…
ここまで来ると過電流でヒューズが飛んだと結論付けるわけだが、場所がわからない。ググる。
数分後。怪しいサイトから参考画像をゲット。抵抗値無限大を確認。試しに、その部分をジャンパしてみる。画像を下記に示す。
非常にわかりにくいが、赤い矢印部分がジャンパした部分。ここがヒューズである。
非常に小さいので先が細いはんだごてでないと厳しい。どれくらい小さいかというと米粒の1/3くらいの大きさ。
この大きさのヒューズが見当たらない(ここは一般家庭)ので、とりあえずジャンパでごまかす。治った。
ああよかった…。0円で修理出来た…
このようにバッチリ直っている。おおよかった。本当に良かった。いや、マジでよかった。
お帰り。俺の17000円(送料込み)
教訓:iPadのデジタイザを交換する際は絶対に電源を切ってから行う。
追記:海外のサービスだと結構取られる。妥当だと思うけど。