Surface Pro 初代のジャンクを修理する
秋葉原の奥地で販売されている初代SurfaceProを購入してきたので、SSDを装着して使用可能にしてみる。修理といってもやることはバラシて、SSDを付けるだけ。ネジの本数がやたら多く、両面テープをはがすのに爪が剥げそうになるので注意。
物品調達
最低限、UEFIブートまでは確認しているので、本体は問題なく動くと判断。一気に買い込んだ。
充電器
ちなみに、やっすいSurface3,4対応のやつは、充電端子の形が全然違うので注意。
SSD
mSATA最低ランクのものを購入。DOGFISHなるふざけた商品名。動くか心配だったが、これ以上のものを買うと本体価格を超えるので止めた。ちなみに、ベンチマークの結果はこんな感じ。
writeが振るわないがまあ一応使えそうな感じ。
Windows
せっかくWindows8 Proのライセンスがあるのでこれを使って工場出荷時に戻すもよし。Windows10を入れるもよし。
https://support.microsoft.com/ja-jp/surfacerecoveryimage
ここから、サインインなしで続行をクリックし、Surfaceのシリアル番号を入れれば回復イメージがダウンロード可能。解凍したzipの中身を、Fat32フォーマットしたUSBメモリに入れればOK。
両面テープ
昔買ったものの余りを利用。期限切れの3Mのテープを売っているという噂。粘着力は中くらい。もう少し強力なタイプがあればより良い感じ。
エタノール
定番のエタノールIP。Surfaceの古い粘着テープを剥離するのに使用。多くの粘着テープは、エタノール程度ではびくともしないものが多いが、Surfaceの粘着テープは意外と効果あり。プラスチックも傷めないので、これで進めることにする。
ドライバーセット
分解にはトルクスドライバが必要。ジャンクをばらすのにいろいろと必要になってくるので、持っていなければこのようなドライバセットの購入がおすすめ。
ネジ
mSATA固定ネジがない場合はこのへんが合うはず
雑巾
残った古いテープを剥離するのに必要
分解
テープの剥離
雑巾にエタノールを湿らせ、ひたすら拭いていく。
SSD装着
- プラスチックの外枠のねじをすべて外す
- 金属枠のねじを外す
- マザボ固定しているねじを外す。
ほぼすべてのねじを外すと、マザーボードが外れる。マザーボードを裏返すとmSATAスロットが現れる。
ネジは買っていなかったので、その辺のマスキングテープをグルグルに巻いておく。
元に戻す
逆の手順で組み込む。新しい両面テープを全面に貼り、液晶を装着する。液晶下に集中しているケーブルのせいで、下部のおさまりが悪くなりがち。慎重に閉めること。
OSのインストール
https://support.microsoft.com/ja-jp/surfacerecoveryimageよりOSを入手して、解凍して出てきたファイル群をFat32フォーマットしたUSBメモリに入れる。USBメモリを装着し電源を入れる。最初からタッチパネルが効くので、あとはよしなに。