macOS上のWineで、Office2007
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この話の環境
解決したい課題
macOS上のWineだと、PowerPoint2007が動かない。動かしたい。
問題の原因
何回やってもPowerPointが起動しない。原因を調べた結果、riched20.dllがロードされないことが原因みたいだった。確かこのdllは文字入力関係だった気がする(勘違いだったかも)。
ubuntuではwincfgからriched20.dllをロードしておけば解決なのだが、macOS版Wineだとうまくいかなかった。初めからriched20.dllをロードしておくとなぜか文字入力を一切受け付けなくなる。
解決法
インストールしたあとにriched20.dllをロードする
インストール
brew install wine
32bitモードに切り替え
export WINEARCH=win32 winecfg
インストーラーを実行
wine /(path to office12 installer/setup.exe
wincfgでriched20.dllをロード。種別はネイティブ
番外こぼれ話
インストール途中、プログレスバーが2cm位(20%くらい)伸びた後10分以上沈黙することがあるが、一応中の人はちゃんと仕事してるみたいなので、そっとしておいてあげよう。コンソールログには凄いエラーが出てくるので、きっとタイムアウト待ちなのだと思われる。