LTOドライブ覚え書き

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LTOドライブとは

テープドライブの一種である。現在の最新世代はLTO6だが高価で、一般ユーザーに手に入るのはLTO4か5あたり。

入手法

ヤフオクなどを利用する。単体ドライブと、複数のテープを自動的に出し入れできるオートローダーがある。オートローダーはかなり値が張るが、安定性が段違いのためオススメ。

テープの操作

mtコマンドで可能。yum,aptともにmt-stというパッケージ名で導入可能。

バックアップ

Linuxの標準コマンドで可能。tarコマンドとcpioを使う方法などがある。tarバックアップの際は、ブロックサイズ(-bオプション)を適切に設定しないと書き込み速度が上がらないので注意する。また、ブロックサイズは読み出しの時に指定が必要のため、どこかにメモしておくことも必要。

ハマりどころ

単体のドライブはあまり安定しない。1台目のドライブはヘッドが上手く動作せず、特定の容量まで書き切ったところでドライブがエラー停止していた。2台目のドライブは頻繁に熱暴走するため、サーキュレーターで冷却している。オートローダを買った方がどう考えても安定する。オートローダではそのような問題は発生したことがない。