Freetel priori3 LTEをちょっとだけ触ってみた。

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概要

いとこが高校に進学する。
自分が高校生だった6年前には考えられなかったことだが、今ではスマホが一般的なツールとして普及している。
当時は、部活の顧問の先生がiPhone3Gを持っていたくらい、まだまだ人柱要素の高いツールだった…。

自分が高校を卒業して、早6年ほど経過していることに驚いたが、それ以上に驚きだったのは低価格帯スマホの進化である。

今回の機種選定に私は関わっていない。ここ最近風邪を引いていて寝込んでいたので、我が家のパソコンノダイセンセーこと弟が選定したらしい。

購入は、機械音痴の叔母に変わり母親が担当したようだ。開封作業に鉢合わせたので、セットップ時に触った感想を述べる。

処理速度

MediaTekであるとはいえ、クアッドコアCPUを採用しているだけあり、そこそこ高速な印象。
海外ROMを仕込んだXperiaArcと比べると格段に早い。体感的には

XperiaArc<XperiaGX(docomoストックROM)=XperiaVL<XperiaUL=Z=Priori3 LTE<Z1<Z3C
くらいの体感速度だ。低スペックスマホによくある、GooglePlayが固まるなどといったこともなかった。ROMの最適化も十分なされている印象だった。

問題点

タッチパネルの性能が格段に悪い。この辺は、docomo取り扱い機種や、3万円台~のSIMフリー機種などを使ったことがある人からすると相当不満だろう。スペック的にも2点タッチに留まる。反応がやや鈍いので、乾燥肌だったり、タッチパネルと相性の悪い指を持っている人は、余計辛いと思われる(自身もそうだ)。処理速度・解像度・液晶品質などはかなりいいところで落としてあるため余計惜しい。現在私は、Z3Cを非純正タッチパネルで修理したものを使用している。こいつも純正パーツに比べると感度が非常に劣るのだが、Priori3はそれと同じくらいひどかった。個体差かも知れないが。

結論

実勢価格1万3千円程度の機種としては健闘している。国内メーカー取り扱いという点では安心できる。しかし、タッチパネルの残念品質には閉口した。安いからこんなもんだと考えれば妥協できなくはないが、メイン端末には据えたくない。個人的に現在最も気になっているメーカーだけあって、もうちょっと頑張ってほしいなという印象。