SO-02G 23.1.B.1.197 Android5.0.2でrootを取ったが面倒だった件

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概要

今まではグローバル版5.1.1でrootを取っていたが、最近は速度低下が著しくそろそろROM焼き直し時期であった。グローバル版では、下記の問題が存在した。

  • 電波強度が低下している?
    アンテナピクトが3/5位しか立たない。LTE-Band19が入っていない模様?で、電波強度は-110db程度の表示であった。docomo純正ROMだとアンテナピクトは5/5であり、電波強度も-88db程度の表示であった。

  • ワンセグアプリが使えない
    別に使えなくてもいいけどもったいない

  • FMアプリが使えない
    radikoばかり使っているので最近すっかり出番が無いが、これはちょっともったいない気がする。

上記問題を解決するため、SO-02G 23.1.B.1.197のROMで、prerooted.zipを作成し、カスタムリカバリから導入した。この際、海外版4.4.4に存在するping-pong脆弱性を利用する。海外版romを焼くときはkernelとsystem以外はexcludeすることが重要だった。

準備

D5803_23.0.A.2.93_Generic_GLOBAL_1286-9917.ftf
SO-02G_23.0.B.1.13_docomo.ftf
SO-02G_23.1.B.1.197_1290-9050_R10C.ftf
flashttol 0.9.18.6
Z3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zip
giefroot_v3.1.zip

prerooted.zipの生成

http://decoy284.net/2015/01/26/xperia-z3-compact-so-02g-rooted-prerooted-zip/などを参考に。

ROM焼き

SO-02G_23.0.B.1.13_docomo.ftfを焼く。フルワイプする。
D5803_23.0.A.2.93_Generic_GLOBAL_1286-9917.ftfを、systemとkernelのみ焼く。フルワイプするとprerooted.zipの書き込み時エラーがでて失敗する模様。起動後、rootの取得を行う。本体ROMへprerooted.zipをコピー

TWRPの起動

Z3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zipを解凍。.batを実行しリカバリを起動する。

prerooted.zipの書き込み

書き込む。cacheをワイプする。

ric対策

起動後、Z3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zipを再度インストール。/systemをマウントできない現象への対策を行う。

GPS.confの移植

海外版ROMからgps.confを取り出し、移植する。

docomoプリインアプリの削除

TitaniumBackupにて、docomoとdcmから始まるアプリを片っ端から削除。

完成

完成。