デジタルノギスで注意すること
最近、デジタルノギスを二点貰った。
一台はMITUTOYOの旧世代モデル。(データロガー端子がついてないので体部古いと思われる)
もう一台はNSK(日本精密工具?倒産?)のMAX-CAL
どちらも液漏れしており、NSKの一台は電池蓋の爪が折れていたが簡単な補修で復活。
しかし、MITUTOYOの方をヘビロテしており、旋盤の近くにおいたりと割りとラフに使っていた。
そうすると、小数点以下の桁が定まらなくなり、壊れた。
分解して調査したところ、本体には、誘導機コイル代わりのアンテナがプリントされており、磁束を測定することで?距離を図っているらしい。
(ジョーの部分に磁器を帯びている)従って、強磁性であるモータの近く=旋盤の近くに置くと、磁気が乱れ壊れたというわけだ。
理由はわかったので、ジョーの部分を分解、ネオジム磁石で再磁化し、一件落着となった。
(磁力を一定につけておかないとダメらしい)
教訓:
デジタルノギスを強磁性体の物体の近くに置くと100%故障する。
…今のモデルはフォトインタラプタとか使っている可能性も…